ARM Smith”Clock Machinery” #26

【ショットシェル】

ショットガン、いわゆる散弾銃と呼ばれる銃器は狩猟用から戦闘用に至るまで、今日、その使用方法は多岐に渡っている。そんなショットガンの戦闘時における有効性は、その都度、使用する弾丸をタイムリーに変化させることが可能であることが一番に挙げられる。

ショットガンの弾丸は、ライフル等に使われるそれとは違い、包装の中身は1発~複数の弾丸であったり、砂袋であったり金属の粉末を固めたモノだったりと様々。

鳥などの小動物を狩る場合などは、比較的広範囲にばら撒きたいので弾丸数が多め、逆に熊などの大型で頑丈な動物をターゲットにする場合、1発のみが包装に収まるスラッグ弾を使用する。

最近では、犯人が引きこもる建物で、ロックされたドアのノブを破壊するためのブリーチャー(金属粉末の塊)や、犯人を気絶させる為に、弾丸ではなく砂袋を打ち出すものなど、豊富な弾丸を1種類の銃器で撃ちだせるショットガンの戦術的な価値は上がっている。(ちょっと自信がないので、間違ってたら後学のためご指摘をお願いします。)

さて、現在、エアガン業界にも複数のショットガンが存在し、どれを取ってもユニークなメカばかりで戦場にアクセントを加えているが、その弾丸である「ショットシェル」についてはどうなんだろうか?

マルゼン社のショットシェルは1~11発装填可能なシェルと8mm弾を1発の2種類がラインナップされている。

ライブカートリッジ式をとるマルゼンのショットガンは、実銃のように俳莢するタイプなので、これは楽しそうだ。

こんなショットガンがもっと増えてくれれば楽しいと思うのだが・・・

東京マルイのシェルは、そのものがマガジンとなっているので、発射弾数自体はシェルによって選べない。だからこそ、シェルのステッカーを変更しドレスアップを図ることで、よりコンバット色が演出できるのである。

ショットシェル通なら、6発づつはいった箱ごと持ち歩くのがトレンディ。そのためには、ハンタースタイルなファッションもサバゲーに持ち込んでみたいものである。

 

 

ARM Smith”Clock Machinery” #19

■SⅡS デザートイーグル

じゃじゃーん!!!

デザートイーグル海外エアガンメーカー、SⅡS製のエアーコッキング・デザートイーグル。

先日のサバゲーで急遽行われた、エアーコッキングガンのみを使用するゲームにて、ライフルは接近戦に滅法弱いことが判明。どれだけ取り回しを良くしても、機動性を発揮できるハンドガンには勝つことが出来なかったのです。確かに、居場所がバレてる段階で狙撃手に勝ち目はない訳で、自慢の射程も横軸に動かれながら接近されると、いとも簡単に撃破されてしまいます。

そこで、このデザートイーグルを発掘してきたんですね。

このモデル、コッキングのクセにスライドストップはかかるし、ヘビーウェイトでやたらと重いし、可変ホップだし・・・と、国内で出回っているエアーコッキング銃とは一線を画すクオリティとリアルな質感が魅力。ただし、見合って高価な代物で5000円を超える。エアコキのクセにw

これを今度から使っていく予定。

コイツで戦車の弾帯をぶち抜くゾー!

 

ARM Smith”Clock Machinery” #18

■バジリスク作戦#1 2月2日 TBF

正月以降、なかなかサバゲーを楽しむ時間が出来なかったんですが、昨日、2回目のTBF遠征に行ってまいりました。今年の遠征作戦は大きく「バジリスク作戦」と呼称します。

TBFとは、「Turf Battle Field」の略でありまして、何の意味かは分かりません。

ゴルフ場の一角に設営された新しいバトルフィールドで、広陵としたフェアウェイに陣地が敷設された、スポーティかつサバイバリティなフィールドです。

今回もご多聞に漏れずアルペンカモに狙撃銃でエントリー。

スナイパーそろそろ覚えられてそうな予感です。みなさま、見かけたら是非声をかけてね!今回はL96AWSが調子が良くて、76m/sだったVSR10に対して、L96AWSはなんと85m/s。抜群の安定性を発揮!でも画像はVSR10を使ってますねw

だんだん暖かくなって、サバゲーがやりやすくなって来ましたね!

今年は遠征もこなして行きますよー。

 

ARM Smith”Clock Machinery” #17

■L96AWS mojji Viper & ProSilencer ■

数あるスナイパーライフルの中で特に奇抜なスタイルを採用する、アキュラシー・インターナショナル社製の対物狙撃ライフルがL96AWSである。世界中の警察機関などでも採用されており、昨今のライフルの決定版といっても良い。

エアガンでは、東京マルイのL96AWSとマルゼンのAPS Type-96など、さまざまなメーカーがモデル化している。

なんと言ってもカッコいいストックが魅力的だが、Type-96はマガジンが従来のボルトアクションと同じ位置に内蔵されているのに対して、L96AWSはというと、見事にマガジン位置も実物通りとなっているため、ゲームでも雰囲気抜群だ。マガジンには40発のBBが装填されるため、2つもあれば事欠くことがないし、非常に素直な弾道で、これまでのスナイパーライフル(エアガンのね)の常識を覆した逸品なのである。(ただ、姉貴分のVSR-10には劣ってしまう)

私の持つL96AWSは先日の改造で、調子を悪くしてしまっていたが、たまにVSR-10よりも射撃が安定する場面もあるので、今後も慎重に調整していけば、クライブのガングニールHAG35みたいになれるかも知れない。勿論、本体が重いので、担いで走ると疲れてしまうが・・・

そんなL96AWSにサイレンサーと先の新型スコープを搭載すると、かくも悪魔の如き存在感と威圧感を醸し出す。

かなり攻撃的なフォルムを手に入れた。やはりこのスコープは、大型ライフルの方がよく似合うようだ。そもそもスコープ自体が大型なので、ある意味こちらが鉄板かもw なんかやってくれそうだ!

L96viper2 長い!この長さが戦場では命取りになるケースも多い。でも長いバレルにはこだわりたいんですよね。「こだわるからこそ、看板も光る」背負ってるモノが違うんですなw

スコープもなかなかスマート。これで有名になるためには、シャークマウスと目をペイントして、見た目にも凶悪にすると良さそうだ。L96AWSはやっぱりカッコイイなぁ。バイポッドを着けたら完璧なんだけど、さらに重くなるのが悩みの種。

L96viperこのストック、いささか人間味の欠けるデザインで、職人的な美意識と言うよりは工業的な洗練さを感じますね。タズル迷彩はなかなかの好評でして、さらに特徴的なライフルとなったのでありました。

将来的には、このL96AWSを凄いライフルに仕上げたいと思っているので、大事に使っていきますよー

 

明日はTBFにゲリラ参戦!

TBFは栃木県にある新進気鋭のバトルフィールド。ゴルフ場の一角に設営されたフィールドで、なだらかな起伏と芝生によって動きやすいアクティブ&スポーティな戦場である。

今回で2回目の遠征ですが、いろいろ試したいコトが多いので今から楽しみ!

みんな、アルペンカモのスナイパーがいたら間違いなく僕なので、見かけたら声をかけてあげてね!

戦場で会おう!

 

 

 

ARM Smith”Clock Machinery” #12

■ワルサー社 カンプピストーレ

サバイバルゲームの戦い方に一工夫凝らしたビックリドキリメカ。

それが昨今から幅広い人気とユーザーを虜にしてきた、モスカートを使ったグレネードだ。

一度に大量のBBを発射できる制圧力と、ボンという独特の発射音が特徴的な面白い武器で、形はランチャーの様相をしているのがほとんど。

そんな中、コンプピストーレをモデルアップルしたCAW社は、目の付け所が違うというか、センスあるメーカーに違いない。

そもそもコンプピストーレというのは、WW2のドイツ軍で信号弾発射銃だったもので、現場の兵士は即席で榴弾を括り付けて発射していたのがその走りと言われている。後にワルサー社への提案によってグレネード発射に対応したのがZの刻印が打たれたタイプである。

今回のエアガンもZの刻印が打たれた榴弾対応型である。

 

さて、この製品。普通のエアガンとは発射方法が異なり、ミニモスカートという専用のカートリッジを装填しなければ、銃器としての役には立たない。ミニモスカート自体には18発ないし36発のBBを装填し、ガスも一緒に充填する。

・・・つまり、銃本体の仕事といえば、モスカートのピンを押し込むだけというコトになる・・・w

IMG_0855この大きさでモスカートが発射できるのはスゴイ!

スナイパースタイルでは特に自決するときに、相手も巻き込める秘密兵器となりうるし、逃走用にも使える。これは戦術の幅が広がりそうな一品だ。

ただ、画像を見ても解るとおり、肝心な弾「ミニモスカート」がまだ持っていないという残念な結果に・・・w

 

ARM Smith”Clock Machinery” #11

■VSR-10 PROSNIPER MODEL

久しぶりにマイスターチックな作業を行いました。

ツルシの状態でも、ほぼ完ぺきな気密性能と射撃性能を発揮する東京マルイのスナイパーライフル「VSR-10 ProSniper」。

この安定した性能は、発売直後にフィールドのスナイパー数を倍にも3倍にもしたと言われるほどのもので、本器の性能の高さは折り紙つきだ。

もちろん、銃器本体も2万円弱で入手でき、スコープ等のオプションを入れても、電動ガンよりもはるかに安い金額で実戦投入できてしまうコストパフォーマンスの高さも魅力。

そんなVSR-10はスタンダードなレミントンの「様な」形をしている。

あくまでも「様なモノ」と言い切ったのは、このVSR-10は銃床こそレミントンのそれに似せてはいるものの、ほぼオリジナルデザインの銃なのである。実銃と見比べると意外にも相違点が多い事に気が付くハズ。

もともと実在しないので、改造は気が楽だw 自分の使いやすい様にジャブジャブやってしまっても誰も突っ込めないだろうし、突っ込まない。楽しくカスタマイズしてスナイパーの良き相棒に育て上げよう。

ちなみにこの銃床はオリーブドラブに塗装されており、M40A1の様な雰囲気を醸し出している。もちろんこのオリーブドラブは純正には用意されていない。こんなカスタムも気楽にできるライフルと言えよう。

このVSR-10はスコープからも解るとおり、超長距離を狙撃するタイプではなく、中距離~長距離を狙撃する位置づけで使っているので、アタッカーやガンナーと一緒に前進する為のライフルで、素早く構えたりセカンダリーに切り替える為にフォアグリップを追加した。

VSR10改精密射撃的にはパームレストというモノか・・・?

これがなかなか勝手が良くて、何にでも使えるグリップなのであります。

手持ちのマウントレールをカットして(切込みを入れてハンマーでぶっ叩くw)断面を研磨。次にネジ穴をあけて銃床に固定し、グリップを差し込めば完成。

行程は簡単だがやってみると意外と大変で、仕事が終わってからカリカリとやって漸く組み立てまで出来ました。銃床を抑えているネジはマウントをつけたままでも脱着が可能で整備性はそのまま。マウントレールは汎用品なので、ライトに付け替えたり、グレネードを装備(もはやスナイパーの装備ではない)したりと、いろんな使い方ができるオモシロ装備なのである。

一見よくありそうで実はあまりないハンター・エキサイティングな猟銃へと変貌(どう見てもこの色は軍用w)

これォヌヌメ!

ARM Smith”Clock Machinery” #10

■ワイバーンダウン作戦■

久しぶりに更新ということで、先々月より発動したワイバーンダウン作戦の激闘のキロクを書いていきます。

第一遠征地となったのは・・・

千葉県にある「ホワイトベース」である。

平坦な森林に多数配置されたバリケードと戦場手前に広がる要塞(機動戦士ガンダムに登場するホワイトベースを模した構造)での戦闘はどこから撃たれるか分からないスリリングかつスポーティなフィールドだ。

IMG_0831ちなみに場所はコチラ。国道16号を南下し県道56号木下街道を進むと戦場はある。

IMG_0832ネットの奥は戦場だ!密林を駆け抜け敵の拠点を撃破せよ。

今回もご多聞に漏れずアルペンカモフラージュというド派手な迷彩を装備し、VSR-10とVz61(スコーピオンのことね)、Mk23ソーコムピストルというスナイパースタイルでエントリー。

L96はというと・・・

あまりの重さに耐えかねてセーフティーに飾ってある状態でした。次回からほんとに留守番です。

VSR-10としては、サイレンサーを装備したことと、軽量の固定倍率スコープにしたことで抜群のハンターエキサイティングなライフルに仕上がっていたので、かなり前線でも攻撃に参加できた。役に立つスナイパーだったというコトで納得w

同時にVz61にもサイレンサーを装備。発砲しても位置を悟られないアサシンスタイルが良い具合にセカンダリーガンとして機能した。

この組み合わせはホントに使い勝手がイイですね!

最終戦はフラッグダウンで、防衛にあたっていた私は最後の生き残りになってしまいました。

突撃する敵、その数10名以上。携行弾数5000発!それに対する私は1名!携行弾数450発!!

四面楚歌とはこのことで、空前絶後の防衛線を展開。5名を撃破(うち2名は狙撃)の後、挟み撃ちにあって壮絶な最期を遂げたのでしたw

最後はみんなでハイタッチ。とても気持ちがいい敗戦でした。

IMG_0833初めて行ったフィールドでしたが、2回とも仲良くしてくれて、みんなありがとう!!

また行くから、よろしくね!

 

今回の遠征で、スナイパーが乱戦に巻き込まれるシチュエーションを体験した私は、VSR-10にフォアグリップを装備して、より早く構えられるようにしたいなと思ってきました。

これまで狙撃用のライフル銃にグリップハンドルを増設する話はあまり聞きませんが、前線でこまめに武器を切り替えるリコンスナイパーなら、画期的な装備かも知れませんね。

迷彩も派手なら、背負ってる獲物も変わり種。こりゃ目立つww

見かけたら声をかけてあげてね!

 

ARM Smith”Clock Machinery” #8

狙撃銃のお供には軽くて連射が利くSMGが良いですね。

そんなセカンダリーウェポンに求められる要望に応えるのがコチラ。

チェコスロバキア製のサブマシンガン。「スコーピオン」である。

東京マルイのコンパクト電動ガンとしてリリースされているこのマシンはノーマルのマガジンで56発の装填数を誇り、扱いがとにかく楽なので、重いアンチマテリアルライフルを担ぐ私にとっては、まさに痒いところに手が届く銃として、長らく突撃銃としても活躍してきた。

今回はサイレンサーを追加装備しステルス性能を高めた仕様で持っていく予定。スパイ戦でも威力を発揮することだろう。

スコーピオンノズルが延長されサイレンサーが!発射音は静かになったが駆動音が・・・!

スパイ戦とは、両陣営に数名の敵スパイが紛れ込んだ状態でゲームが開始される。

一定の時間が経過すると、スパイが味方(本当は敵)への攻撃を開始するという、とてもシビアなルールでのゲーム。

前回は一度スパイをさせて頂いたのですが、隠していたソーコムが大活躍だったので、これに味を占めて消音化を進めているワケであります。

その時、このスコーピオンは貸し出し中のため使っておりません。

やっと自分の手元に戻ってきたので、今度のコンペティションは楽しくばら撒けることでしょう。

ジェノサイドな予感です。

ARM Smith”Clock Machinery”  #6

■東京マルイ VSR-10

今回は画像がない!

なので、どんな恰好をしているのかは、皆様の想像と検索能力にお任せするとして、話をさせて頂きたい。

東京マルイがリリースしたVSR-10というライフルが今回のおつまみであります。

ついこの間まで、特にユーザーが多かったマルゼンのAPS-2シリーズに対抗する雰囲気が強かったVSR-10は形も酷似しているし、レミントンを意識したスタイルもそのままだった。VSR-10の発売当初、APS-2をカスタムして使っていた私にとっては、VSR-10のあまりにも安い値段に鑑み、コピー品程度の評価しかしていなかったので、使うのはほんとについ最近のこととなる。

APS-2に比べて、重量が非常に軽く、オモチャみたいな感覚を覚えたが、命中精度を語るとなると非常に優秀なライフルだったのである。

スコープとの相性もあるけれど、ゼロイン調整が容易なことからも、チャンバーの構造や造りがしっかりしているというコトになる。

実際ゲームでは軽さと命中精度で大活躍した。APS-2がノーマルでここまで当てられたかというと答えはNOだったから感心してしまう。

 

そんなVSR-10もシリーズが結構リリースされ、発射時の反動が実銃みたいな「リアルショック」をはじめ、サバゲーでの使いやすさを重視した「プロスナイパー」と目的に合わせた選択が可能な嬉しいライフルとなって親しまれている。

「プロハンター」というモデルもステンレス・シルバーのバレルとスコープが眩しい「猟師」のライフルとして人気が高い。

圧倒的な低コストで高い射撃水準を実現している本器のチューニングはもちろん「外装」のドレスアップが一番手軽に楽しめる。

当店のVSR-10は、現在こそノーマル然としているが、今後はハンター仕様にしていく予定でメッキ塗料等をそろえた。ネックになるのがストック(銃床ともいふ)で、本物のストックにするか、今のを塗装してレリーフを彫るか・・・、そんなこんなを考えているトコロ。射程延長がその次の課題で、こちらもピストン換装で様子見といった流れか。

ボルトアクションライフルって、なんでこんなに構造がシンプルなんでしょ(笑)

パーツ交換からパワーUPまで、パーツさえそろえばいつでも分解して、すぐ組み立てられるから楽しい。

カスタムのご依頼はぜひ当工房まで!

 

◇我が部隊の隊長殿が新式の自動小銃を購入するらしい。

どうやら、県外エリアへの遠征作戦が水面下で準備されているようだ。

・・・とは言っても、スナイパーしか出来ない私にとっては、お荷物にならない様に立ち回るだけなんですけどね(笑) そろそろ必殺のアウトレンジ・スナイプを披露しようではないか!

 

次回のARM Smith”Clock Machinery” は・・・

何にしようかしら?

迷彩服について、お話させてくださいな。

みんな、サバゲーやろうぜ!

 

ARM Smith”Clock Machinery”  #5

■ H&K PSG-1 狙撃銃

時は遡り、1998年頃。東京マルイから一丁のスナイパーライフルがリリースされた。

万能自動小銃として活躍中だったG3シリーズに「狙撃専用」という肩書を持ったモデル、PSG-1が追加された。

当時のエアガン技術の結晶として、圧倒的な存在感と、子供はおろか大人だって容易に購入できない高価格なエアガンとして君臨したのが本器PSG-1だった。その性能は特筆に値し、10mでの射撃グルーピングで2cm以内という驚異的な精度をもっていた。このころ、メタルギア・ソリッドがリリースされ、そこにPSG-1が登場していたこともあり、憧れた方は多かったことだろう。

実銃の方はというと、ドイツの特殊部隊GSG9に正式採用されたモデルではあるのだが、軍事行動で見かけないことから、かなり特殊な狙撃銃であったことが推測される。銃を人質に当てている犯罪者の、銃のみを打ち抜いたり、人差し指を打ち抜いたりするエピソードは有名だ。

 

このエアガンの特徴は「電動ガン」であることも挙げられる。再装填が自動なので、リカバリーショットを瞬時に叩き込める利点があるし、モーターのパワーによって長距離への射撃が可能となったコトも魅力だ。

さらに、電動で駆動するくせに「セミオートのみ」という男前な発射機構を持つことには驚いた。

当時は魅力のカタマリの様なエアガンで、まさしくスナイパーが持つであろう狙撃銃の終着点であったモデルなのだ。

ブログPSG-1これを手に入れる頃には、僕自身が大人になってしまっていたし、そこまでして欲しいエアガンでもなくなってしまっていた。サバゲーもしばらくやっていなかったし・・・。L96AWSは最新なだけあってよく当たる銃だったから、それで満足していた。

今回、縁があってPSG-1を譲り受けたのだが、夢がまた一つ叶ってしまった気分だ。

十数年前の最高は、現在では並以下の性能とネットで予め調べていたが、使ってみてのインプレッションは違い、メンテナンスである程度の性能は維持できるコトを感じた。おそらく、練習と調整が完璧なら、30m先の煙草の火を消せると思う程、しっかりしていた。

このPSG-1を最強の狙撃銃に仕上げるのが当店の使命なのかもしれません。

チューニング項目は次の通り。

①各部の静粛性能向上:経年劣化や初期設計段階から残された、音の発生を極力抑える事。

②命中精度の向上・安定化:バレル、シリンダー、ピストンなどの調整

③耐久性の向上

この三つ。うちに来たからには失敗作だなんて言わせないゾ!

次のゲームでさっそくデータ収集をしながらチューニングしていく予定で、PSG-1のプロジェクトは順次こちらで公開していくので皆様の応援待ってるぜ。ファンレターは事務所まで(笑)

 

さて、次回のARM Smith”Clock Machinery”は・・・

東京マルイ VSR-10を紹介します。