右足膝の前十字靭帯と半月板を損傷という苦難を乗り越え見事、銅メダル獲得。
日本の男子シングルの選手としては史上初のメダル獲得。
演技終了後こんなやりとりがあったそうな。
高橋「オレの靴紐もやばかったんだよねぇ。切れなくてよかったぁ。」
長光コーチ「私、昨日交換しといたわよ。」
まさに師弟の絆で掴んだ銅メダル。
さりげなく交換をしておいた長光コーチは、国民栄誉賞ものではないか。
交換してなくても切れなかったかもしれないが
わずかなほころびにも目が届いたコーチには心から拍手を送りたい。
一方、喜劇から悲劇と新聞の一面を飾った織田信成選手。
トリノ五輪選考会での採点ミス、酒気帯び運転とこれまた数々の苦難を乗り越えバンクーバーへと辿り着いた。
この経験はきっと次に活かされると思う。
22歳とまだまだ今後に活躍が期待できる年齢でもある。
次回のソチ(ロシア)五輪では、いつかの号泣シーンを見せてくれることを切に願う。