10月の上旬、機会と縁があり陸上自衛隊米子駐屯地を訪れました。
記念式典では国会議員や市長の挨拶があり、聞きなれない単語が都度出てきました。
「日本の平和と安全を守る為」
いわきにしか住んだことのない私には、身の引き締まる単語でしたね。
彼らには日常のキーワードでも私には非日常。
今回の震災を機に、考えさせられる場面にしばしば遭遇します。
そして自衛隊員の方々とお話をする機会もありました。
震災直後、このいわきにて活動をしてくれていたのは米子駐屯地の方々です。
当時の様々な思い、そして彼らの行動を直接聞くことが出来、万感の思いでした。
なかでもとても心に沁みる一言が。
ある幹部の方は、涙を流しながら
「私たちばかり普通の生活をして、いわきの方々に申し訳ない気持ちでいっぱいです。」
非常に驚きました。
確かに、まだまだ復興の途中で、なかには苦しんでいる方がいるのもいわきの現状だと思います。
あれから、2年8ヶ月が過ぎようとしています。
未だに自衛隊員の心には「いわき」があることを知り、嬉しいとうかありがたいというか。
「日本国民の命を守る」
自衛隊員はそれが仕事だろ、という声も耳にします。
しかし、直接その思いを聞いた私の印象は
「日本国民の命はオレ達が守るんだ」
という職務を超えた強い心がなければこの激務はこなせない、ということでした。
これからも体に気をつけて頑張ってください。
遠い「いわき」から皆様の活躍を願っております。