仙台は祖母の家があったため非常に慣れ親しんだ街だ。
従兄弟や親戚が仙台のあちこちにいるが、そのうち一人は荒浜地区に住んでいた。
そう、津波で壊滅的な被害を受けた地区だ。
従兄弟は無事だったが津波に飲まれた様子を聞いたときは言葉が出なかった。
結局、自衛隊のヘリで救助され命からがらということだった。
その仙台で今年も「SENDAI光のページェント」が開催中だ。
使用していたLED電球は津波で流されたそうだが、東京から支援してもらったという話を聞いた。
光は我々人間にとって暖かさを感じ取れる、そして時として癒しを提供してくれるものだと思う。
今年は復興という意味合いもプラスされ、例年とは違う光のページェントになりそうだ。
今年も雪が降らなければ行く予定だ。
そうだ。今年は従兄弟や親戚の顔も見てくるか。
自然とそう思えるのは震災があったからだろう。
今年の漢字は「絆」
震災がなくても、「絆」が今年の漢字です!という毎年になればいいのにね。